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櫻井孝昌(Takamasa Sakurai) のJAPAN! JAPAN! JAPAN!

第42回 モーニング娘。やJAM Projectのビデオレターがつなぐ日本と世界

2007年12月から始まった私の文化外交活動。とは言っても、文化外交活動の意義を本格的に感じ、ライフワークで取り組むべきと実感したのは、2008年3月のサウジアラビアだったし、アニメ文化外交を提唱し、世界カワイイ革命とも言える現象から、外務省が委嘱したカワイイ大使をプロデュースすることになるのも、それからしばらくした後のことである。
そのころは、一人で海外に向かうことが多かった。もちろん現地では、在日本大使館のみなさんや、現地のアニメイベントの主催者など多くの人と合流することになるのだが、講演用のパソコンをカバンに入れて一人現地に向かうというスタンスが圧倒的だった。
2009年のカワイイ大使事業以降は、若いアーティストやモデルと海外に向かうことが一転して増えたが、それは海外に行ってやれることが格段に増えるということでもあった。こうした生身の人との旅は本連載でもたくさん書いてきた。
アンティック-珈琲店-のカノンや輝喜、アップアップガールズ(仮)の佐保明梨や声優の上坂すみれといった、私とステージをともにしたアーティスト以外にも、現地のイベントではたくさんの仲間たちと日本を発信してきた。2010年パリでの高橋愛率いるモーニング娘。のライブのように、私自身が日本を再発見し、人生観を変えるような感動をもらうこともあった。
だが、人のスケジュールには限りがある。私自身もその場に行きたくても行けないということは多々あった。
だが、その場に来てくれた海外のみなさんに、私以外にもできるだけ多くの日本との扉を作りたい。そんな思いから、私の講演では、彼らがいつか本物に会いたいと思っているアーティストのビデオレターをできる限り流すようにしている。
モーニング娘。やJAM Projectなど、私が愛してやまないグループが、その趣旨に賛同してくれ、ビデオレターを託してくれることが多いことは、とても心強いし感謝している。
初めてビデオレターを持っていったのは、2011年2月メキシコ「EXPO-MANGA COMIC」での講演だった。このときは、モーニング娘。の高橋愛と光井愛佳からのメッセージだった。
2012年12月。モーニング娘。のビデオレターを観るカタールの人たち。ドーハ・インターナショナル・ブックフェア 日本ブース。▲2012年12月。モーニング娘。のビデオレターを観るカタールの人たち。ドーハ・インターナショナル・ブックフェア日本ブース
2011年11月。モスクワJ FESTに集まったモーニング娘。のファンたち
▲2011年11月。モスクワJ FESTに集まったモーニング娘。のファンたち
「モー娘。最高!」「モー娘。最高」
ビデオレターが終了すると、誰が音頭をとるわけでもなく、モー娘。コールが会場から沸き起こった。このときの衝撃と感動は忘れることができない。
私が尊敬してやまない影山ヒロノブさんらJAM Projectのメンバーは、笑顔と楽しいジョークを交えながら、その地でいつかライブをしたいという想いを語ってくれる。
アニメイベントなら、自分の好きなアニメやマンガについて、モーニング娘。の得意なメンバーが、その思い出や見どころなどを語ってくれる。
「日本のアーティストはステージではプロフェッショナルなのに、いつも自然体で、そして何よりもファンのことを考えてくれる」
2011年2月。メキシコ「EXPO-MANGA COMIC」で出会った℃-uteファンの女子たち。▲2011年2月。メキシコ「EXPO-MANGA COMIC」で出会った℃-uteファンの女子たち
海外の若者たちは、こんなふうに答えることが多い。彼らは、だからアイドルたちのブログなどもかかさずチェックしている。ブログを読むために、日本語を勉強始めたという若者も多い。
「櫻井さんが応援しているアーティストは、世界と日本の懸け橋になっている人たちなんですね」
ビデオレターとそれを幸せそうにみる観客を見ながら、ある国で通訳の方に言われたことがある。
まさに、その通りなのだ。
2012年12月。JAM Projectのビデオレターを観るカタールの人たち。ドーハ・インターナショナル・ブックフェア 日本ブース。
▲2012年12月。JAM Projectのビデオレターを観るカタールの人たち。ドーハ・インターナショナル・ブックフェア日本ブース
2013年2月。バンコク。2012年10月のモーニング娘。握手会で出会ったファンたちと再会。
▲2013年2月。バンコク。2012年10月のモーニング娘。握手会で出会ったファンたちと再会
もちろん本物が行くにこしたことはない。だが、その場でしか観ることができない特別なビデオレター。こんなコミュニケーションの取り方が、日本と世界にもっとあってもよいと思う。
私が海外で話す機会も、そうはいってもたかが知れている。そんな場で私が、私が愛するアーティストと彼らを愛する人たちのコミュニケ―ターになれるのなら、こんな幸いなことはないと思っている。
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執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール 

櫻井孝昌.jpg作家、ジャーナリスト、事業企画・イベントプロデュース等の仕事とならび、世界24カ国延べ100都市以上で講演やイベント企画、ファッションショーといった「ポップカルチャー文化外交」活動を実施中。外務省委嘱のカワイイ大使プロデューサー、アニメ文化外交に関する有識者会議委員等も歴任。著書(発売順)に『アニメ文化外交』(ちくま新書)『世界カワイイ革命』(PHP新書)『日本はアニメで再興する』(アスキー新書)『ガラパゴス化のススメ』(講談社)『「捨てる」で仕事はうまくいく』(ダイヤモンド社)がある。
ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
毎週水曜日更新!
※次回は、私の文化外交活動の新たな視点について。日本と世界の日常をもっと共有させたい!

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