- ホーム
- J Pop Culture 見聞録
- 第45回 中国の老若男女が知っている「時の流れに身をまかせ」...
第45回 中国の老若男女が知っている「時の流れに身をまかせ」パワー
2010年1月から始まり、2011年12月までに12回訪問した中国での文化外交。その間、いつも私の横にいてくれたといってよい名曲がある。
故テレサ・テンの大ヒット曲「時の流れに身をまかせ」だ。
2010年1月、初めて訪れた、中国内陸の発展の拠点、3,000万人の人口を有する大都市、重慶。真夜中、ホテルへひとり帰る路で、この曲を弾き語りしている青年に出会った。中国語バージョンだったが、耳になじんだ曲のメロディが身にしみたのをいまでも昨日のことのように覚えている。
故テレサ・テンの大ヒット曲「時の流れに身をまかせ」だ。
2010年1月、初めて訪れた、中国内陸の発展の拠点、3,000万人の人口を有する大都市、重慶。真夜中、ホテルへひとり帰る路で、この曲を弾き語りしている青年に出会った。中国語バージョンだったが、耳になじんだ曲のメロディが身にしみたのをいまでも昨日のことのように覚えている。
その重慶に、アニメやファッション、音楽業界の若手メンバーと、国家事業としての日中青年交流訪中団で行った2010年3月。重慶大学での交流会ラスト、たくさんの女子学生たちがステージでこの曲を日本語で歌い、別れを惜しんでくれた。
それから、ことあるごとに、私はこの曲を中国で耳にし、また自分自身もさまざまな場所で歌ってきた。
なぜか。この歌がいかに瞬時に国境の壁を崩すかを目の当たりにし続けてきたからだ。
日本人作詞家、作曲家の手による名曲「時の流れに身をまかせ」。日本人が手がけた曲で、中国でいま老若男女がもっとも知っている曲といえば、まちがいなくこの曲だろう。
それから、ことあるごとに、私はこの曲を中国で耳にし、また自分自身もさまざまな場所で歌ってきた。
なぜか。この歌がいかに瞬時に国境の壁を崩すかを目の当たりにし続けてきたからだ。
日本人作詞家、作曲家の手による名曲「時の流れに身をまかせ」。日本人が手がけた曲で、中国でいま老若男女がもっとも知っている曲といえば、まちがいなくこの曲だろう。

そのことを改めて実感したのは、2011年8月、本連載でも紹介した、モーニング娘。を卒業したリンリンが、ハルビンで卒業公演以来となるライブを実施したときだった。
リンリンとアップアップガールズ(仮)の佐保明梨が、「LOVEマシーン」「みかん」といったモーニング娘。のヒット曲を、この晩だけの特別ユニットで披露した最後、「時の流れに身をまかせ」を日本語と中国語を交えて歌った。ハルビンの中央大街という歩行者天国のど真ん中でライブを実施したのだが、「時の流れに身をまかせ」の中国語の部分になると観客も大合唱に。国境を越えて歌でみながひとつになる。まさに感動で震えた瞬間だった。
歌ってすごい。
その3カ月後、私は再び中国の地で、この感動を味わうことになった。
リンリンとアップアップガールズ(仮)の佐保明梨が、「LOVEマシーン」「みかん」といったモーニング娘。のヒット曲を、この晩だけの特別ユニットで披露した最後、「時の流れに身をまかせ」を日本語と中国語を交えて歌った。ハルビンの中央大街という歩行者天国のど真ん中でライブを実施したのだが、「時の流れに身をまかせ」の中国語の部分になると観客も大合唱に。国境を越えて歌でみながひとつになる。まさに感動で震えた瞬間だった。
歌ってすごい。
その3カ月後、私は再び中国の地で、この感動を味わうことになった。

日中青年交流団で訪れた雲南省の昆明、雲南芸術学院での交流会の最後、今回はギタリスト河口修二さんがギターで伴奏し、われわれ日本側が中国側に感謝の気持ちでこの歌を贈った。
歌が始まると、学院の先生も中国人学生たちも次々にステージに走ってきた。そして、日本語と中国語での大合唱となったのだ。
「感動で震えました」
団員の感想も、私がハルビンで体験したものと同じだった。
音楽で、国と国の間の課題や問題が即座に解決するわけではない。だが、音楽を通して気持ちを通じ合った者同士が、それまでと違った視点でお互いの国を見ることができるようになることは間違いないだろう。
たった3分程度の時間が人の意識を変える。私は、その可能性の大きさを、「時の流れに身をまかせ」を中国で耳にするたびに思うのだ。
歌が始まると、学院の先生も中国人学生たちも次々にステージに走ってきた。そして、日本語と中国語での大合唱となったのだ。
「感動で震えました」
団員の感想も、私がハルビンで体験したものと同じだった。
音楽で、国と国の間の課題や問題が即座に解決するわけではない。だが、音楽を通して気持ちを通じ合った者同士が、それまでと違った視点でお互いの国を見ることができるようになることは間違いないだろう。
たった3分程度の時間が人の意識を変える。私は、その可能性の大きさを、「時の流れに身をまかせ」を中国で耳にするたびに思うのだ。
中国側からは舞踏や楽器演奏が披露された。


執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
毎週水曜日更新!
※次回は、秋葉原を代表するシンガーソングライター桃井はるこが、モスクワっこを熱狂させた模様とインタビュー。
※次回は、秋葉原を代表するシンガーソングライター桃井はるこが、モスクワっこを熱狂させた模様とインタビュー。