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第51回 「心の中に日本があります」香港のロリータたちにJ POPの課題を教わる
彼女たちとの最初の出会いは、2010年4月、香港に約10年ぶりに出向いたときのことだった。
私のTwitterのフォロワー(日本人男性)が、私が香港に行くということで知人(香港人女性)を紹介してくれ、さらにその彼女の友人が香港のロリータ女子のひとりだったのが縁である。すごいのは、最初のきっかけの日本人と香港人はリアルで会ったことがないということだ。かなりの偶然をへて、僕らは香港でリアルに出会うことになったわけである。でも、これこそ縁だし、ネットの正しい使い方のひとつと言えるのではないだろうか。
海外での私の文化外交活動に、Twitter(@sakuraitakamsa)やFacebook(Takamasa Sakurai)はもはや手放せない存在になっている。
10カ月ぶりに香港に行く連絡を入れると、都合がつく何人かが、平日であるにも関わらずお茶会を開催し、そこに私を招いてくれることになった。
私のTwitterのフォロワー(日本人男性)が、私が香港に行くということで知人(香港人女性)を紹介してくれ、さらにその彼女の友人が香港のロリータ女子のひとりだったのが縁である。すごいのは、最初のきっかけの日本人と香港人はリアルで会ったことがないということだ。かなりの偶然をへて、僕らは香港でリアルに出会うことになったわけである。でも、これこそ縁だし、ネットの正しい使い方のひとつと言えるのではないだろうか。
海外での私の文化外交活動に、Twitter(@sakuraitakamsa)やFacebook(Takamasa Sakurai)はもはや手放せない存在になっている。
10カ月ぶりに香港に行く連絡を入れると、都合がつく何人かが、平日であるにも関わらずお茶会を開催し、そこに私を招いてくれることになった。
香港に到着し、ホテルにチェックイン直後、地下鉄で指定の待ち合わせ場所に向かうと、そこには懐かしい顔が僕らを待っていてくれた。海外の国に“行った”というより“帰ってきた”という気分になるのは、こうした海外のみなさんの情に触れたときだ。
縁に国境はない。若者の内向き志向が日本全体への警鐘として言われるようになって久しいが、一人でも多くの若者に、ぜひ若く時間もあるうちに、海外の人たちの情の深さのようなものを感じてほしいと思っている。
たった一人でも友人ができると、その人が住む国や社会を理解しようと努める。そこからメディアの報道だけでは見えてこないものが見えてくる。この人と人の日常レベルのつながりこそが世界をよい方向に引っ張っていく。これこそが私の文化外交活動の根本的な考え方だ。そして、いつも私の背中を押してくれるのは、海外で出会うたくさんの友人たちだ。
縁に国境はない。若者の内向き志向が日本全体への警鐘として言われるようになって久しいが、一人でも多くの若者に、ぜひ若く時間もあるうちに、海外の人たちの情の深さのようなものを感じてほしいと思っている。
たった一人でも友人ができると、その人が住む国や社会を理解しようと努める。そこからメディアの報道だけでは見えてこないものが見えてくる。この人と人の日常レベルのつながりこそが世界をよい方向に引っ張っていく。これこそが私の文化外交活動の根本的な考え方だ。そして、いつも私の背中を押してくれるのは、海外で出会うたくさんの友人たちだ。

お茶会の会場では、迎えに来た二人を含め、7人のとてもカワイイ香港人ロリータ女子たちが僕らを待ってくれていた。お茶会の開始である。日本から同行の友人は日本も含めてロリータのお茶会参加は初めて。いつも、こうした場所に私以外の日本人がいればなと思っていたので、私としてもその参加はうれしいかぎりである。
7名のうちかなりの女子が日本語を話せるのだが、そのうちの一人ニックネーム闇星さんの「私の心の中には日本があるんです」という言葉には心撃たれた。海外の地でこの言葉を聞き、感動しない日本人はいるのだろうか。心から彼女の気持ちが嬉しかった。
J POPが大好きだという彼女たちに、好きなアーティスト名をあげてもらった。ALI PROJECT、Kalafina、栗林みな実、kotoko、L’Arc-en-Ciel、May’n、西野カナ、いきものがかり、嵐、Perfume、大塚愛といった名前が次々にあがってくる。楽曲レベルでいえば、彼女たちのほうが私よりはるかにJ POPに対する知識を持っているのは間違いない。きゃりーぱみゅぱみゅもすでにかなりの人気を得ていた。
7名のうちかなりの女子が日本語を話せるのだが、そのうちの一人ニックネーム闇星さんの「私の心の中には日本があるんです」という言葉には心撃たれた。海外の地でこの言葉を聞き、感動しない日本人はいるのだろうか。心から彼女の気持ちが嬉しかった。
J POPが大好きだという彼女たちに、好きなアーティスト名をあげてもらった。ALI PROJECT、Kalafina、栗林みな実、kotoko、L’Arc-en-Ciel、May’n、西野カナ、いきものがかり、嵐、Perfume、大塚愛といった名前が次々にあがってくる。楽曲レベルでいえば、彼女たちのほうが私よりはるかにJ POPに対する知識を持っているのは間違いない。きゃりーぱみゅぱみゅもすでにかなりの人気を得ていた。
香港ロリータ女子たち







彼女たちとお茶会をした喫茶店の近くにある、信和中心という雑居ビルに行くと、そこは香港の日本文化ファンの集合場所だ。わかりやすくいえば、香港の中野ブロードウェイ。そこに集まる人の多さを嬉しいと思う反面、彼らとどれだけ日本のエンターテインメント業界がつながっているかということも心配になってくる。
K-POPに日本の音楽シーンが海外でかなりの水をあけられた大きな理由のひとつに、海外のファンとつながる面の広さの差があることは明確だ。
海外の若者は、われわれ日本人が思っている以上に、日本の音楽シーンに対する知識を持っている。需要もある。だが、日本人アーティストの海外公演がニュースとして報道されるほど、リアルな部分での海外のファンと日本のアーティストの接点は少ない。点をいかに面にしていくか。それはもはや音楽業界だけの問題ではなく、日本経済全体の問題であることは韓国企業の海外での躍進を考えれば明白だろう。
K-POPに日本の音楽シーンが海外でかなりの水をあけられた大きな理由のひとつに、海外のファンとつながる面の広さの差があることは明確だ。
海外の若者は、われわれ日本人が思っている以上に、日本の音楽シーンに対する知識を持っている。需要もある。だが、日本人アーティストの海外公演がニュースとして報道されるほど、リアルな部分での海外のファンと日本のアーティストの接点は少ない。点をいかに面にしていくか。それはもはや音楽業界だけの問題ではなく、日本経済全体の問題であることは韓国企業の海外での躍進を考えれば明白だろう。
中国大陸やアジアへのハブともいえる香港での活動をどのように考えるか。私もプロデューサーとしてこれまで以上に考えなければいけないと、香港のロリータ女子たちと話しながら思った。彼女たちロリータファッションの愛好家たちは、ネットでコミュニティを作ったそうだ。その数約150名。この150名は日本にとっても大きな宝ものだと私は思う。
できるだけ近いうちの再会を約束しながら、僕らは香港の雑踏に向かっていった。
できるだけ近いうちの再会を約束しながら、僕らは香港の雑踏に向かっていった。

執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール

ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
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※次回は、ハロー!プロジェクトのBuono!が単独で臨んだパリライブに密着取材した現地レポート第一弾を!パリ・モンマルトルがアイドルで騒然に
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