icon 新型コロナウイルス感染症対策が各地で実施されています。イベント・店舗の運営状況は公式サイト等でご確認ください。

asianbeat 福岡県が運営する多言語WEBサイト

beyond2020
  • facebook
  • twitter
  • Instagram

櫻井孝昌(Takamasa Sakurai) のJAPAN! JAPAN! JAPAN!

第6回 瀋陽のカワイすぎる女子たちは、いかに初めてのファッションショーに臨んだか!?

前回のオーディションに続く、2012年6月3日、瀋陽ファッションショー本番である。
午前10時前、会場となる大きなショッピングセンター皇城恒隆広場に到着すると、瀋陽民族芸術学校の学生約30名が全員制服で待っていてくれた。 中国ではあまりお目にかからないセーラー服である。この写真を、その後訪れた北京で中国人女子たちに見せると同じ反応が返ってきた。
「これ中国の制服なんですか!? 私もこの学校に入りたいです!
とは言っても、もう一度彼女たちが高校に入り直すわけにはいかないのだが、本連載で紹介した南京生信息工程大学の先生のエピソードを思い出した。

第2回 カワイすぎる南京の大学教師の人生を変えたのは「スラムダンク」とセーラー服
1.jpg
▲着替えの前、全員で学校の制服で記念撮影
日本風の制服にあこがれる世界の女子はほんとうに多い。なぜか。そこには日本アニメの決定的な影響がある。中高生が主人公として描かれることが多いアニメでは頻繁に制服が登場する。そこで描かれるのは、アニメーターたちのいわば理想の制服だ。自分の好きなキャラクターと同じカワイイ制服を着てみたいと、世界の女子が思うのはいわば当たり前の心理なのだ。
今回の瀋陽カワイイファッションショーでも、制服ファッションはとりあげている。
リハーサルを終えてから本番まで約4時間。ここからの楽屋はいわば戦場状態だった。モデルの女子たちは全寮制の学校の校則で禁じられているため、全員化粧初体験。そのこたちに、青木美沙子ら日本人出演者が総出で化粧を施していった。心強かったのは、青木美沙子のファンの中国人女子たち3人が上海や大連からボランティアで駆けつけてくれたこと。楽屋での光景は、まさに日中友好そのものだったのだ。青木美沙子がブログに書いた「瀋陽に行きます」のひとことで、「手伝いたいです!」と在瀋陽日本総領事館にコンタクトしてきた彼女たちの行動力と愛はすごい。改めてプロデューサーとして感謝である。
2.jpg
▲楽屋でのモデルたち。セーラー服がとても似合う
4.jpg▲青木美沙子、彼女の中国のファンたちが次々にモデルに化粧を施していく。

着替え&メイクを終えたモデルたち。原宿ファッションがとても似合っている

5.jpg
6.jpg
7.jpg
8.jpg
9.jpg
10.jpg

ファッションショー本番。彼女たち自身にポーズは考えてもらった。カワイイ!

12.jpg
13.jpg
本番の彼女たちのステージでの素晴らしさは写真を見ていただければ十分におわかりいただけるだろう。
私は世界でのファッションショーで、現地のプロでない若者にモデルになってもらうことにこだわっている。
それは、彼女たち自身に日本の服の素晴らしさを体感してもらい、また着てみたいと思ってほしいからだ。その気持ちや雰囲気は見ている人たちにも必ず伝わる。
そんな伝播が、日本のファッションやクリエイティブの素晴らしさを世界に改めて広げていくと私は信じている。
11.jpg
▲会場となった皇城恒隆広場ステージ

楽屋でのオフショット

14.jpg
15.jpg
日本ではなぜ読者モデルという存在がファッション誌の中心になっていったのか?
そこには等身大と実用性という二つのキーワードがあると思っている。
ファッションが身近なものであるにもかかわらず、でもそこには大きな個性が存在する。
そんな日本ファッション業界の強みを最大限に発揮していってもらうには、こうしたファッションショーがもっと存在すべきではないだろうかと、私にとって特別な場所でもある中国北の地で、毎回思うのだった。
モデルに選んだ女子たちのとびっきりの笑顔が、そのことを何よりも証明していると思うのだ。
このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 del.icio.us Google Bookmarks

櫻井孝昌JAPAN!JAPAN!JAPAN! 櫻井孝昌JAPAN!JAPAN!JAPAN! 櫻井孝昌JAPAN!JAPAN!JAPAN!
J Pop Culture 見聞録←バックナンバー一覧はこちらから

JAPAN! JAPAN! JAPAN!←バックナンバー一覧はこちらから

執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール 

櫻井孝昌.jpg作家、ジャーナリスト、事業企画・イベントプロデュース等の仕事とならび、世界23カ国延べ99都市で講演やイベント企画、ファッションショーといった「ポップカルチャー文化外交」活動を実施中。外務省委嘱のカワイイ大使プロデューサー、アニメ文化外交に関する有識者会議委員等も歴任。著書(発売順)に『アニメ文化外交』(ちくま新書)『世界カワイイ革命』(PHP新書)『日本はアニメで再興する』(アスキー新書)『ガラパゴス化のススメ』(講談社)『「捨てる」で仕事はうまくいく』(ダイヤモンド社)がある。
ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
毎週水曜日更新!
※次回は、世界が待つアニソンシンガー影山ヒロノブへのインタビューをもとに構成する。

WHAT’S NEW新着情報

EDITORS' PICKS編集部ピックアップ

  • 福岡ラーメンMAP
  • 青木美沙子のTimeless Trip in Fukuoka
  • 特集 福岡マンホール図鑑
  • インタビューナウ
  • WFS
  • オタクマップ
  • 福岡クリエーターズ

PRESENTSプレゼント

抽選結果やプレゼント情報など、アジアンビートのキャンペーン情報をお知らせします。
  • 青山吉能、鈴代紗弓
  • ◆声優の青山吉能さん、鈴代紗弓さんの直筆サイン入り色紙当選者発表!!
  • 岡咲美保、熊田茜音、MindaRyn
  • ◆声優の岡咲美保さん、熊田茜音さん、アーティストのMindaRynさんの直筆サイン入り色紙当選者発表!!
  • 劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編
  • ◆『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』アクリルスマホスタンドなど当選者発表!