icon 新型コロナウイルス感染症対策が各地で実施されています。イベント・店舗の運営状況は公式サイト等でご確認ください。

asianbeat 福岡県が運営する多言語WEBサイト

beyond2020
  • facebook
  • twitter
  • Instagram

櫻井孝昌(Takamasa Sakurai) のJAPAN! JAPAN! JAPAN!

第16回 アイドル×バンド、原宿×下北沢。日本にしかないものをもっとコラボしよう。

「櫻井さんがアイドルにまったく関心がない時代があったなんて信じられませんね~」と、音楽業界のみなさんに言われることが多い。それと同じように、昔の私をよく知っている友人たちは、ロックばかり聴いていた私とのギャップに驚くことだろう。
そのころの私はまだいろんなことに壁を作っていて、ことの本質が何も見えてなかったのだなあと自戒する。
いいものはいい。好きなものは好き。そんなふうに自分の周りの壁を取り払うことの大切さを教えてくれたのは、世界で出会ってきた、数えきれない日本を愛してやまないみなさんだ。改めてありがとうございます。
だから、ロックもアイドルも私の中には何の線引きもない。いいものはいい。好きなものは好き。ただ、それだけである。
2012年8月8日、下北沢のライブハウスReGで、エレクトリック&アコースティックポップバンドJOYZのリーダー、keyossie(きよっしー)はこう叫んだ。「みんな、好きなものを好きと言えるよね!」
それにこたえる200名を越える地下フロアの超満員の観客たち。いろいろな壁が壊れた瞬間だった。
「シモキタA.B.C vol.2 All Tomorrow’s KAWAII Party」と題されたライブイベントに、私もオーガナイザーの一人として企画から関わった。私の中のテーマは、アイドル×バンド、下北沢×原宿という二つのコラボだった。日本ではもしかしたら異種格闘戦のようにさえ思えるかもしれないコラボだが、世界から見た日本という目線で見れば、まさにそんなコラボができることこそ、ザ・ニホンだと思ったからだ。
2009年にリオデジェネイロで出会った、ブラジルの有名デザイナーは私にこう言った。
「世界のファッションのイマジネーションの源泉は、原宿と下北沢にあると思う」
ハルビンの歩行者天国で、不特定多数の中国人を相手に歌うというチャレンジを成功させた、いわば私にとっては文化外交の同志ともいえる佐保明梨もメンバーのアイドルグループ、アップアップガールズ(仮)が、このコラボに賛同、出演してくれた。
第32回 リンリン&佐保明梨。ハルビンでの日中アイドル共演の現地詳細レポート
佐保明梨&新井愛瞳 楽屋でのオフショット.jpg
▲佐保明梨と新井愛瞳 楽屋でのオフショット。
live1.jpg
▲アップアップガールズのライブ風景。
アップアップガールズ×JOYZ.jpg
▲アップアップガールズ×JOYZ
トリをつとめたDOMINO88のライブにも、仙石、古川、森が1曲参加.jpg
▲トリをつとめたDOMINO88のライブにも、仙石、古川、森が1曲参加。
JOYZ.jpg
▲JOYZのライブ風景
彼女たちのライブ終了後、JOYZのライブが始まったわけだが、ここで先ほどのkeyossieの叫びになる。大歓声の中、JOYZの演奏をバックに、アップアップガールズ(仮)が新曲「アッパーカット!」を披露した。
アップアップガールズは、いつもの「(仮)」を胸に印字したTシャツライブ着ではなく、原宿の人気ブランドPUTUMAYOの衣装だ。アイドル×バンド、下北沢×原宿というコラボが実現した瞬間だった。
日本には日本にしかないものがたくさんある。それを世界の人たちは、とても高く評価している。だが、えてして自分に関係ないと思っているジャンルのものに高評価をくだしたがらないのも日本人の悲しい特性なのではないだろうかとさえ思う。私自身もそうだったわけだし、きっとまだ私の周りにも壁はたくさんあるのだろう。
長い停滞感にあると言われ続ける日本。でも、ほんとうにそうなのだろうかと、最近思うようになった。失われた10年とか20年と言われる間に生まれたものもたくさんあると思うのだ。
もし、その真価が発揮できていないのだとしたら、それはもしかしたら新しいもの、知らないものを無意識に排除しようとする私たちの心の中にこそ停滞感の根本的な理由がある気がしているのだ。
日本はまだまだいろいろなものを発信できる。だって、世界を周っていて、日本に戻ってくると、こんなに面白い国は世界にない!と必ず思うもの。
今回のようなコラボを日本で、世界でどんどん実現させていこうと思うのだ。
1.jpg▲PUTUMAYOの衣装を着たアップアップガールズ(仮)。左から新井愛瞳、森咲樹、佐藤綾乃、仙石みなみ、関根梓、佐保明梨、古川小夏
仙石みなみ.jpg
▲仙石みなみ
古川小夏.jpg
▲古川小夏
森咲樹.jpg
▲森咲樹
佐藤綾乃.jpg
▲佐藤綾乃
佐保明梨.jpg
▲佐保明梨
関根梓.jpg
▲関根梓
新井愛瞳.jpg
▲新井愛瞳
  
off.jpg
▲楽屋でのオフショット。
  
このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 del.icio.us Google Bookmarks

櫻井孝昌JAPAN!JAPAN!JAPAN! 櫻井孝昌JAPAN!JAPAN!JAPAN! 櫻井孝昌JAPAN!JAPAN!JAPAN!
J Pop Culture 見聞録←バックナンバー一覧はこちらから

JAPAN! JAPAN! JAPAN!←バックナンバー一覧はこちらから

執筆者:櫻井孝昌氏プロフィール 

櫻井孝昌.jpg作家、ジャーナリスト、事業企画・イベントプロデュース等の仕事とならび、世界24カ国延べ103都市で講演やイベント企画、ファッションショーといった「ポップカルチャー文化外交」活動を実施中。外務省委嘱のカワイイ大使プロデューサー、アニメ文化外交に関する有識者会議委員等も歴任。著書(発売順)に『アニメ文化外交』(ちくま新書)『世界カワイイ革命』(PHP新書)『日本はアニメで再興する』(アスキー新書)『ガラパゴス化のススメ』(講談社)『「捨てる」で仕事はうまくいく』(ダイヤモンド社)がある。
ツイッターでも海外情報発信中 http://twitter.com/sakuraitakamasa/
毎週水曜日更新!
※次回は、ロシアと日本をつなぐモスクワ在住女子大生の日本滞在記。

WHAT’S NEW新着情報

EDITORS' PICKS編集部ピックアップ

  • 福岡ラーメンMAP
  • 青木美沙子のTimeless Trip in Fukuoka
  • 特集 福岡マンホール図鑑
  • インタビューナウ
  • WFS
  • オタクマップ
  • 福岡クリエーターズ

PRESENTSプレゼント

抽選結果やプレゼント情報など、アジアンビートのキャンペーン情報をお知らせします。
  • 青山吉能、鈴代紗弓
  • ◆声優の青山吉能さん、鈴代紗弓さんの直筆サイン入り色紙当選者発表!!
  • 岡咲美保、熊田茜音、MindaRyn
  • ◆声優の岡咲美保さん、熊田茜音さん、アーティストのMindaRynさんの直筆サイン入り色紙当選者発表!!
  • 劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編
  • ◆『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』アクリルスマホスタンドなど当選者発表!