こなみ

四季を感じる和食の延長線上にあるうどん

父の製麺所を引き継ぎ、2019年秋から宗像市久原にある製麺所「山田製麺」の代表になりました。今回は番外編として、その「山田製麺」内に併設する形で、2020年1月に福津市から移転・リニューアルオープンしたうどん店「こなみ」を紹介します。店主は、私の妻が務めています。「こなみ」はJR東郷駅から徒歩25分ほど (タクシーで約7分) の場所にあります。住宅がまばらな閑静なエリアにあり、店の周りには木々が生い茂っていて、自然豊かなロケーション。久原は近くの許斐山からの伏流水の恩恵を受けて、水がおいしい土地として知られ、古くから"平清水" (ひらしょうず) という呼び名で親しまれてきました。
「こなみ」のうどんは妻が修業を積んだ和食の延長線上にあり、四季の移ろいに心を配り、その時々の食材を取り入れた一品が真骨頂です。冬には溶き卵のあんかけ仕立て「けいらんうどん」や、地元の猟師から仕入れた真鴨を使った「鴨南蛮うどん」、春には旬の宗像・地島産わかめを取り入れた「新わかめうどん」といったように、その季節にしか出会えないうどんを提供しています。一方、一年を通して味わえる「和牛肉うどん」には九州産の黒毛和牛を、「スパイシーカレーうどん」にはカレー店さながらにスパイスを利かせたカレーを取り入れるなど、クオリティを追求。麺は「山田製麺」による九州産小麦3種で打ったもので、やわらかくもしなやかなコシがある"やわごし"仕上げです。赤ちゃんからお年寄りまで味わってもらいたいという想いから、無添加の醤油を合わせた出汁を使うことを信条としています。また、製麺所ではうどんや中華麺といった麺を直売。麺だけでも気軽に買いに来てくださいね。
「こなみ」のうどんは妻が修業を積んだ和食の延長線上にあり、四季の移ろいに心を配り、その時々の食材を取り入れた一品が真骨頂です。冬には溶き卵のあんかけ仕立て「けいらんうどん」や、地元の猟師から仕入れた真鴨を使った「鴨南蛮うどん」、春には旬の宗像・地島産わかめを取り入れた「新わかめうどん」といったように、その季節にしか出会えないうどんを提供しています。一方、一年を通して味わえる「和牛肉うどん」には九州産の黒毛和牛を、「スパイシーカレーうどん」にはカレー店さながらにスパイスを利かせたカレーを取り入れるなど、クオリティを追求。麺は「山田製麺」による九州産小麦3種で打ったもので、やわらかくもしなやかなコシがある"やわごし"仕上げです。赤ちゃんからお年寄りまで味わってもらいたいという想いから、無添加の醤油を合わせた出汁を使うことを信条としています。また、製麺所ではうどんや中華麺といった麺を直売。麺だけでも気軽に買いに来てくださいね。






TEXT & PHOTO BY: 山田祐一郎
店舗情報
こなみ
住所:福岡県宗像市久原574-2 (山田製麺内)
電話:0940-37-2316
席数:15席
営業時間:11:00~16:00頃
定休日:月・火曜
公式サイト:https://conami5732016.wixsite.com/conami
Twitter:@conami5732016
Instagram:@conami573
※情報は全て2020年2月のものです。
WRITER PROFILE

1978年、福岡県生まれ。2003年、福岡市内の編集プロダクションに就職し、ライターとしてのキャリアをスタート。福岡で発行されている情報誌、飲食関連の専門誌などの原稿執筆に携わる。2012年8月、「KIJI (キジ)」を設立。ヌードルライターという肩書きで活動を開始。同年にwebサイトも立ち上げ、日々食した麺の記録をWEBマガジン「その一杯が食べたくて。」として連載する。2015年7月に福岡初・福岡発のうどんカルチャーブック「うどんのはなし 福岡」、2019年3月には福岡市内を中心におすすめの麺 (うどん、ラーメン、ちゃんぽんなど) を幅広く紹介した「ヌードルライター 秘蔵の一杯 福岡」を上梓。「一日一麺」をモットーに、美味しい麺との出会いを求め、国内のみならず海外にも足を運んでいる。ヌードルファンの熱い視線を集めている。
■ 関連サイト
・KIJI: http://ii-kiji.com/
・麺のwebマガジン「その一杯が食べたくて。」: http://ii-kiji.com/sonoippai
・アプリ版「KIJI NOODLE SEARCH」: http://ii-kiji.com/app