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手打ちうどん 円清

福岡におけるうどん文化の底力が体感できる個性派店

福岡に根付くうどん文化。そんな福岡のうどんを語る上で、個人的に必ずリストに入れるお店が、2018年開業の「手打ちうどん 円清」です。店主は脱サラからいったんラーメンの世界へ進みましたが、見聞を広げるために食べに出掛けた香川の讃岐うどんに魅せられ、うどんの道へ。その後武蔵野うどんが親しまれる埼玉でうどんの店を開き、一躍人気店の仲間入りを果たすも、人気絶頂の中で福岡への移住を決断。今に至るというユニークな経歴の持ち主です。こうして誕生した「円清」のうどんは、讃岐うどんでも、武蔵野うどんでも、博多うどんでもありません。この福岡の、「円清」でしか食べられないオンリーワンの味となったのです。
メニューには、ざるか釜揚げで仕上げた麺をつけ汁に浸けて楽しむ「つけうどん系」をメインに、炙り肉うどん、あさりうどん、カレーうどんといったスープとともに味わううどんが揃います。中でもおすすめが、天然いりこでとった力強い出汁に豚肉の旨味が溶け込むつけ汁に麺をくぐらせて食べる「肉汁おろしざるうどん」。麺は茹でたてそのままが味わえる釜揚げにも変更可能です。ざる、釜揚げ、それぞれに魅力があるので、毎回この店を訪れると、注文時に真剣に悩んでしまいます。コロナ禍の現在は、うどん屋でありながらかつてのラーメン修業の経験を生かし、手打ち麺によるラーメンも隔週で提供中。こちらも人気を集めています。
メニューには、ざるか釜揚げで仕上げた麺をつけ汁に浸けて楽しむ「つけうどん系」をメインに、炙り肉うどん、あさりうどん、カレーうどんといったスープとともに味わううどんが揃います。中でもおすすめが、天然いりこでとった力強い出汁に豚肉の旨味が溶け込むつけ汁に麺をくぐらせて食べる「肉汁おろしざるうどん」。麺は茹でたてそのままが味わえる釜揚げにも変更可能です。ざる、釜揚げ、それぞれに魅力があるので、毎回この店を訪れると、注文時に真剣に悩んでしまいます。コロナ禍の現在は、うどん屋でありながらかつてのラーメン修業の経験を生かし、手打ち麺によるラーメンも隔週で提供中。こちらも人気を集めています。
(※「手打ちうどん」/ 「手打ちらーめん」のスケジュールは店舗Twitterでチェック!⇒ コチラ!)






TEXT & PHOTO BY: 山田祐一郎
店舗情報
手打ちうどん 円清
住所:福岡市中央区舞鶴 2-7-1
電話:092-721-4929
席数:16席 (※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、客席を13席に減らして営業中)
営業:11:30〜14:30、18:00〜20:30
定休:月曜
Twitter:@udon_ensei
※情報は全て2020年10月のものです。
WRITER PROFILE

1978年、福岡県生まれ。2003年、福岡市内の編集プロダクションに就職し、ライターとしてのキャリアをスタート。福岡で発行されている情報誌、飲食関連の専門誌などの原稿執筆に携わる。2012年8月、「KIJI (キジ)」を設立。ヌードルライターという肩書きで活動を開始。同年にwebサイトも立ち上げ、日々食した麺の記録をWEBマガジン「その一杯が食べたくて。」として連載する。2015年7月に福岡初・福岡発のうどんカルチャーブック「うどんのはなし 福岡」、2019年3月には福岡市内を中心におすすめの麺 (うどん、ラーメン、ちゃんぽんなど) を幅広く紹介した「ヌードルライター 秘蔵の一杯 福岡」を上梓。「一日一麺」をモットーに、美味しい麺との出会いを求め、国内のみならず海外にも足を運んでいる。ヌードルファンの熱い視線を集めている。
■ 関連サイト
・KIJI: http://ii-kiji.com/
・麺のwebマガジン「その一杯が食べたくて。」: http://ii-kiji.com/sonoippai
・アプリ版「KIJI NOODLE SEARCH」: http://ii-kiji.com/app