金田家 本店
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「他にない」を目指すホワイトラーメン

真っ白なスープの表面に浮かぶのはきめ細やかな豚骨の泡。その泡ごとスープをレンゲにすくい、口に流し込めば、なんともいえない口当たりの良さが体感できます。この唯一無二の"ホワイトラーメン"を提供しているのが、福岡県の北東部に位置する行橋市に店を構える「金田家」。その味を求めて遠方からもお客がやって来る、福岡を代表する名店の一つです。

冒頭で触れている通り、この店の豚骨ラーメンはそれまで福岡になかった美しい真っ白なビジュアルが最大の特徴。スープは豚骨を一度、しっかり炊き出してアクを取り除き、その上で20時間以上煮込みます。その後、スープを熟成させ、ようやく完成。繊細なバランスで仕上げたスープゆえに、寸胴ごとグラグラと加熱させると時間の経過によって味が変わっていくため、注文を受けるたびに、まるで一杯立てのコーヒーのように、その都度、小鍋に取って加熱するという徹底ぶり。こうしてできたスープは、しっかり濃度がありながらも、胃に入った時の重たさがありません。



「他にないラーメンを作りたいと独学で挑戦しました。唯一無二を追い求めながらも、王道の豚骨ラーメンを作りたい。矛盾していますよね」と笑顔を見せる金田さん。2009年の創業以来、進化し続ける原動力が、その言葉に詰まっているように思いました。

TEXT & PHOTO BY: 山田祐一郎
店舗情報
金田家 本店
住所 福岡県行橋市大橋1-4-3
電話 0930-24-3666
席数 14席
営業 11:00~15:00、17:00~19:30 (OS) ※売り切れ次第終了
定休 木曜
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間や定休日が記載された内容と異なる場合があります。来店時は事前に電話などでご確認ください。
※情報は全て2022年7月のものです。
WRITER PROFILE

1978年、福岡県生まれ。2003年、福岡市内の編集プロダクションに就職し、ライターとしてのキャリアをスタート。福岡で発行されている情報誌、飲食関連の専門誌などの原稿執筆に携わる。2012年8月、「KIJI (キジ)」を設立。ヌードルライターという肩書きで活動を開始。同年にwebサイトも立ち上げ、日々食した麺の記録をWEBマガジン「その一杯が食べたくて。」として連載する。2019年3月には福岡市内を中心におすすめの麺 (ラーメン、うどん、ちゃんぽんなど) を幅広く紹介した「ヌードルライター 秘蔵の一杯 福岡」を上梓。2020年から父の代から続く製麺所を引き継ぎ、屋号を「山田製麺」と改め、ヌードルライターとしての活動と並行し、製麺所の代表も務めている。モットーは「一日一麺」。理想の麺を目指して製麺業に邁進する一方、時には美味しい麺との出会いを求め、国内のみならず海外にも足を運び、ヌードルファンの熱い視線を集めている。
■ 関連サイト
・KIJI: http://ii-kiji.com/
・麺のwebマガジン「その一杯が食べたくて。」: http://ii-kiji.com/sonoippai
・アプリ版「KIJI NOODLE SEARCH」: http://ii-kiji.com/app